【ジャンル別】ポロシャツ おすすめ7選!王道から個性を出すためのものまで

日本でもクールビズが定着し、夏場の暑い時期に「ポロシャツ」を着用するビジネスマンが増えました。ポロシャツが普及した理由は、肌触りのよさや型崩れしにくい、そしてリーズナブルな点と多くのメリットがあるからです。しかし、いざポロシャツを購入するとき、どのような基準で選べばよいか不安を感じる人もいるかもしれません。

そこで今回は、ポロシャツのおすすめ7選と題して、さまざまなジャンルのポロシャツを紹介します。記事のなかでは王道のポロシャツから個性的なものまで幅広く解説するため、ポロシャツ初心者の人でも安心できる内容です。ぜひ、最後まで記事をご覧ください。

そもそもポロシャツとは?

ポロシャツとは、襟つきで胸の中央にボタンが2〜3個配置されている半袖の洋服です。Tシャツと同じ「気軽さ」を持ちながら、Tシャツよりもフォーマルな印象を与えられるため、ビジネスシーンでも違和感なく着用できます。また、通気性のよさと動きやすい設計のため、快適な着心地をキープできる点も魅力のひとつです。

ポロシャツはビジネスシーンだけでなく、日常生活やスポーツウェアとしても採用されています。週末にカジュアルな服装で外出したい日は、ポロシャツをジーンズやショートパンツと組み合わせれば、リラックスしたスタイルを楽しめるでしょう。このような背景もあり、ポロシャツは日本人に広く認知されている衣服の代表的な存在です。

ポロシャツの歴史

ポロシャツの歴史は古く、1927年のテニスウェアが起源とされています。当時のテニス選手は仕事で着用するYシャツに似たフォーマルな長袖で競技をしていましたが、動きやすさや快適性とは無縁でした。そこで、新たな解決策として目をつけたのが「ポロ」と呼ばれる球技で使用していたシャツです。

ポロの選手が着用していたシャツをテニス用にアレンジし、現在のポロシャツに近い形状が誕生しました。その後、ポロ競技でもテニス用にアレンジしたシャツを着用するようになり、これが「ポロシャツ」の名称の由来といわれています。

Yシャツとの違い

ポロシャツは、Yシャツとよく比較されますが明確な違いが3つあります。ここでは3つの違いを具体的に解説します。

形状

ポロシャツは襟つきの半袖で中央に2〜3個のボタンが配置されています。一方、Yシャツは襟つきの長袖が主流で、前面をすべてボタンで留めるデザインです。

素材

ポロシャツは伸縮性や吸水性の高いニット編みの生地が多いですが、Yシャツは平織りの無地で伸縮性はほとんどありません。

着用シーン

ポロシャツは、ビジネスやスポーツ、プライベートまで対応できる汎用性の高いアイテムです。反対にYシャツはビジネスや冠婚葬祭といったフォーマルなシーンで使用されます。

このように、ポロシャツとYシャツは見た目や機能が異なりますが、どちらもそれぞれのシーンで重宝されています。

ポロシャツの選び方

ポロシャツを初めて購入する人は、何を基準に選べばよいかわからないかもしれません。サイズ感や素材、デザイン、機能性など、ポロシャツを選ぶポイントは多岐にわたります。そこで、以下の項にてポロシャツの選び方を詳しく解説します。

サイズで選ぶ

ポロシャツを選ぶ際は、正しいサイズ感が重要です。サイズ感が違うと、見た目が悪くなり着心地もよくありません。そのため、ポロシャツのサイズを正確に測るには、以下の点を抑えておきましょう。

身丈

肩側の襟のつけ根から、裾までの長さが適切かを確認します。

身幅

袖の脇から、反対の袖の脇までを一直線に計測した長さです。身幅は着用したときのフィット感や、全体のイメージに役立ちます。

肩幅

肩と袖の縫い目から、反対の肩と袖の縫い目までの長さが適切か確認します。肩幅が広すぎると肩が落ち、狭すぎると肩が窮屈に感じる恐れがあります。服を着用した際の印象を左右する重要な部分のため、正しい計測が必要です。

袖丈

肩先から袖口までの長さが適切か確認します。適切な袖丈は、手首が見える程度が理想的です。

注意点として、伸縮性の高い生地を使用してポロシャツは作られているため、着たまま計測してはいけません。身幅は机や床などの平らな場所にポロシャツを置いた状態で、正確な計測が必要です。

素材から選ぶ

ポロシャツは素材によって見た目や着心地が大きく変わるため、自分に合った素材選びが大切です。以下でポロシャツに使用される主な素材を詳しく紹介します。

ひとつ目の素材は、コットンです。この素材は通気性と吸水性に優れているため、暑い季節に最適です。また、肌にやさしく長時間着用しても肌荒れしにくい点もコットンの大きなメリットといえるでしょう。

2つ目の素材は、ポリエステルです。合成繊維のポリエステルは、速乾性とシワになりにくい特性から数多くの衣服に採用されています。汗をかいてもすぐに乾くため、ビジネスだけでなく激しい運動やアウトドアでも大活躍しています。

最後は、リネン素材です。リネンは耐久性と保湿性に秀でているため、夏場でもさらっとした着心地です。また、リネン特有の風合いがあるため、カジュアルながらも上品な印象を与えます。

リネンのシャツは一見するとカジュアルにみえますが、適度な光沢感があるため、どのような場所でも着用できる汎用性の高さも魅力のひとつです。それぞれの素材が持つ特性を理解し、自分のスタイルに適した素材を選びましょう。

デザインで選ぶ

ポロシャツはデザインのバリエーションが豊富なため、着用するシーンに合わせて最適なものを選べる点も大きな魅力です。ここではポロシャツのデザインを3つ紹介します。

1.無地

無地のポロシャツは「シンプル」なデザインのため、どのようなパンツやスカートとも相性がよく、コーディネートの幅を広げてくれます。また、配色によってはビジネスシーンでもフォーマルな場でも着用できる汎用性も持ち合わせています。

2.ワンポイント(ロゴマーク)

ブランドのロゴマークが一箇所だけ施されたデザインも人気です。ブランドをアピールしつつ、落ち着いた雰囲気を印象づけられます。しかし、ロゴマークの大きさや位置、配色によってはビジネスに不向きなものもあるので注意が必要です。

3.柄もの

個性を出したいときは、柄物がおすすめです。ストライプやチェック、さらにはフラワープリントなど、選ぶ柄によって印象は大きく変わります。また、柄物のポロシャツは主役級の存在感を発揮するため、シンプルなコーディネートにアクセントを加えることも可能です。ただし、柄ものは基本的に「派手な印象」に映るため、ビジネスシーンでの着用は控えたほうがよいでしょう。

機能性で選ぶ

ポロシャツを選ぶときは、機能性も考えて選ぶことをおすすめします。とくに、通気性や速乾性、ストレッチ性はポロシャツを評価するうえで重要な要素です。それぞれの機能性の特徴を紹介します。

通気性

通気性は、衣服が空気をとおす能力を指します。通気性のよいポロシャツは、肌に密着することなく空気をとおすため、汗をかいても不快な蒸れが発生しません。

速乾性

速乾性とは、水分を早く乾かす特性を指します。運動時や暑い季節でもすぐに乾くため、快適さをキープできます。また、洗濯後の乾燥時間も短縮でき、そこも大きなメリットといえるでしょう。

ストレッチ性

ストレッチ性とは、衣服が伸び縮みしやすい機能です。ストレッチ性が高いと動きやすさが増し、アクティブなシーンでも窮屈なく着用できます。また、ストレッチ性のあるポロシャツは身体のラインを自然にフォローすることで、スマートな印象を与えます。

以上のように、ポロシャツを選ぶ際には見た目だけでなく、通気性や速乾性、ストレッチ性などの機能性を考慮することが大切です。

ポロシャツおすすめ7選|王道から個性派まで

ここでは、数多くのポロシャツのなかから厳選したアイテムを紹介します。王道の定番ブランドから、個性派まで幅広く取り揃えています。ビジネスシーンや好みに合わせて、最適なポロシャツを見つけてください。

王道のポロシャツは御三家ブランド

ポロシャツ選びに迷ったら、「御三家ブランド」を選べば間違いないでしょう。なぜなら「ラコステ」・「ポロ ラルフローレン」・「フラッドペリー」の3大ブランドは、ポロシャツのパイオニアとして確かな実績があるからです。ここでは、ポロシャツの王道である3大ブランドの商品を紹介します。

ラコステ:L.12.12(無地ポロシャツ)

高級糸だけで編み上げた「鹿の子生地」は、光沢感と耐久性、両方を持っています。ほかの2大ブランドのポロシャツよりも、長めの丈のシンプルな仕上がりを実現しています。

ポロ ラルフローレン:ボーイズ半袖ポロシャツ

ポロのワンポイントマークが刺繍された鹿の子ポロシャツです。どのようなスタイルにも合わせられるシンプルデザインで、オフィスからプライベートまで幅広く楽しめます。また、後ろの裾が少し長いドロップテールを採用し、クラシカルな印象を与えている点も特徴的です。

フラッドペリー:オリジナルフラッドペリー(無地ポロシャツ)

左胸にローレルリースが施されているシンプルなポロシャツです。1952年に創設者自身がデザインを手がけ、60年余りが経過した今も多くの人に愛されています。

ビジネスシーンで着用できるポロシャツ

ビジネスシーンで活躍するポロシャツは、長時間着用しても違和感ない「着心地」と夏場でも涼しい風を感じられる「通気性」が求められます。ここでは、ビジネスシーンで頼もしい相棒となる人気のポロシャツを紹介します。

東京シャツ(ピッタリ):ビズポロ ポロシャツ綿100%半袖

シャツの専門店として、国内第1位の店舗数を誇る東京シャツの自社ブランド「ピッタリ」のポロシャツは着心地と風合いに特化し、利用者から高い評価を得ています。綿100%の高品質な生地を使用しており、柔らかさと通気性は唯一無二のポロシャツといえるでしょう。

また、襟を低めに設計しているため、カジュアルながらも上品な印象を与えており、ディティールまでこだわりを感じます。このポロシャツがあれば、オフィスからプライベートまで、幅広いシーンで活躍すること間違いなしです。

ギローバー:イタリアンカラー ポロシャツ

イタリアを代表するシャツブランドのギローバーは、「鹿の子素材」の生みの親として広く認知されています。その独特なデザインは、ビジネスシーンで周囲と差をつけたい人に向いています。一般的なポロシャツは襟が平坦ですが、ギローバーのポロシャツは立体的な襟が特徴です。イタリアンカラーのデザインは、ビジネスシーンでも着用できます。

コスパで選ぶリーズナブルなポロシャツ

ビジネスシーンで使用するポロシャツは、その着用頻度から高品質でリーズナブルなアイテムを選びたいものです。ここではコストパフォーマンスの高いポロシャツを紹介します。

オンス:ドライアスレチック ポロシャツ

リーズナブルな価格と高品質なウェアを数多く提案する「トムス株式会社」のポロシャツは、ビジネスシーンに限らずさまざまなシーンで愛用されています。「ドライアスレチック ポロシャツ」の素材はポリエステル100%で、吸水性や速乾性といった主要な機能を備えているのが大きな特徴です。

また、UV(紫外線防止)機能もあり、日差しを気にせず着用できます。さらに、このポロシャツのもうひとつの特徴は「20色」のカラーバリエーションを展開している点です。ビジネスシーンであれば落ち着いた色味を、カジュアルなシーンであれば明るい配色といった楽しみ方もできます。

このように、オンスのポロシャツは価格や素材、機能性、そしてカラーバリエーションとコストパフォーマンスの高いアイテムを提案し続けています。

アイトス:吸汗速乾(クールコンフォート)半袖ボタンダウンポロシャツ(男女兼用)

大正6年から創業している老舗ブランド「アイトス」が手がけるポロシャツは、機能性の高さと低価格で注目を集めています。このポロシャツに備わっている「吸汗速乾機能」は汗を素早く乾かせるため、長時間着用しても肌の不快さを感じさせません。さらに、視認性の高いカラー展開もこのポロシャツの特徴のひとつです。

数多くのカラーバリエーションから選べることで、ビジネスシーンからカジュアルシーンまで幅広く使用できます。また、レディース専用のシルエットも用意しているため、安心してポロシャツが選べるのは女性とってうれしいポイントでしょう。さらに、アイトスのポロシャツは低価格を実現しているのも大きな魅力です。

高品質ながらリーズナブルな価格設定は、ビジネスマンから学生まで幅広く利用できます。このように、高いコストパフォーマンスを備えているポロシャツは、さまざまなニーズに対応できるアイテムといえるでしょう。

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まとめ

本記事では、夏場を快適に過ごす必需品の「ポロシャツ」について詳しく解説しました。記事内では、ポロシャツの概要やYシャツとの違いなどにも触れています。また、ポロシャツを選ぶうえで重要な素材それぞれの特徴やポロシャツのおすすめ7選と題して、シーンごとに最適なポロシャツを紹介しました。

どのようなスタイルにも対応できるポロシャツは、ビジネスからカジュアルなシーンまで幅広く活用できる人気のアイテムです。どのポロシャツにしようか迷っている人は、今回の記事をぜひ参考にしていただければ幸いです。